Buntin's Cozy Mystery Library

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ハロウィンシーズンに読みたい!おすすめコージーミステリ6作品!【イベント企画〈1〉】

こんにちは。ぶんちんです。

 

季節は巡り、すっかり秋になりましたね・・・🍂

 

というわけで今回は、10月最大のイベント🎃ハロウィン🎃にちなみ、ハロウィンに読みたい!コージーミステリ6作品!をご紹介します✨

 

 

ハロウィンに読みたい!6作品はこちら!

・ハロウィーンに完璧なカボチャ (創元推理文庫)

・かぼちゃスープと収穫祭の男 (コージーブックス)

・かぼちゃケーキを切る前に (ランダムハウス講談社文庫 )

・ジャスミン・ティーは幽霊と(RHブックス・プラス)

・ファッジ・カップケーキは怒っている (ヴィレッジブックス)

・ハロウィーン・パーティー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

※リンクをクリックするとamazonの商品紹介ページを見ることができます

 

 

作品紹介

「ハロウィーンに完璧なカボチャ」レスリー・メイヤー

ハロウィーンに完璧なカボチャ (創元推理文庫)

10作品が翻訳されている、レスリー・メイヤーのルーシー・ストーンシリーズの3作目。

 

タイトルや表紙から、もうハロウィン一色の作品です。

 

物語の舞台はアメリカのメイン州、ティンカーズコーヴという架空の町。

 

少し昔に書かれている作品と言うこともあり、典型的なアメリカのハロウィンの雰囲気を作品を通して味わうことができます。

 

主人公は4人の子供を育てる母親で、旦那さんともラブラブ💕

 

ハロウィンのイベント用にカップケーキを焼いたり、家族で仮装をして出かける様子も描かれ、イベントを家族で楽しむ様子がなんとも微笑ましいです。

 

でもその合間に村で起きた放火殺人事件の調査もしちゃいます。

 

イベントの時期には大忙しのお母さんたちには、うなずける箇所も多い作品ではないでしょうか。

 

シリーズ紹介記事もどうぞ💡

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「かぼちゃスープと収穫祭の男」コニー・アーチャー

かぼちゃスープと収穫祭の男 (コージーブックス)

現在4作品が翻訳されている、コニー・アーチャーのスープ専門店シリーズの3作目。

 

物語の舞台は、アメリカのヴァーモント州にある架空の村、スノーフレーク。

 

主人公はこの村で、亡き両親から引き継いだスープ専門店「スプーンフル」を経営しています。

 

地域の収穫祭のイベント会場に選ばれたスノーフレーク村。

 

そのシーズンに合わせて、スプーンフルではハロウィンの特別企画を行います。

 

・ハロウィン当日は午後3時~5時まで、スープを無料で提供

 (トリックオアトリートに出かける前の子供たちにも利用してもらえる)

・手作りのジャック・オー・ランタンのコンテスト

 (優勝商品はスプーンフルのお食事券)

 

村の子供から大人まで、ハロウィンを楽しめる企画です。

 

ハロウィン当日までの間に、村の人々がお手製のジャック・オー・ランタンを手に店にやってきます。

 

日ごとに個性的なジャック・オー・ランタンが増えていく店内の様子を想像するだけで、ワクワクが止まりません🎃💖

 

もちろんタイトルにあるかぼちゃのスープも登場。

 

巻末にはレシピも掲載されているので、スプーンフルの味を再現できますよ。

 

シリーズ紹介記事もどうぞ💡

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「かぼちゃケーキを切る前に」リヴィア・J・ウォッシュバーン

かぼちゃケーキを切る前に (ランダムハウス講談社文庫 ウ 3-2 お料理名人の事件簿 2)

5作品が翻訳されている、リヴィア・J・ウォッシュバーンのお料理名人の事件簿シリーズの2作目。

 

舞台はテキサス州ウェザーフォード。

 

主人公は教師を退職した後、下宿のオーナーをしています。

 

小学校の秋祭りのチャリティー・オークションに豪華なケーキの数々が出品される中、お料理名人の主人公も手作りケーキを出品します。

 

そのケーキが、表紙に描かれている「巨大かぼちゃケーキ」🎃

 

巻末にレシピが掲載されていますので、味が気になる方はぜひチャレンジしてみてください。

 

また、実物の本を手に取っていただくとわかるのですが、カバーの背表紙と裏表紙にデザインされたカラーが、ハロウィンカラーになっています。

 

こうした細かい演出もうれしい一冊です。

 

 

「ジャスミン・ティーは幽霊と」ローラ・チャイルズ

ジャスミン・ティーは幽霊と [お茶と探偵5] (RHブックス・プラス)

コージーミステリといえばこの人!ローラ・チャイルズのお茶と探偵シリーズの5作目。

 

物語の舞台はアメリカのサウスカロライナ州チャールストン。

 

主人公はこの地で、「インディゴ・ティーショップ」というティーショップのオーナーをしています。

 

季節は10月、町の墓地で「ゴースト・ウォーク」という慈善イベントが開催されます。

 

日本でいう肝試しの西洋バージョンという感じでしょうか。

 

作中で特にハロウィンが強調されているわけではないのですが、季節とゴースト、表紙の感じからもハロウィン風の雰囲気を感じたので、今回の作品リストに選びました。

 

随所に登場するお茶の知識とともに、10月のサウスカロライナの雰囲気を楽しみましょう。

 

 

「ファッジ・カップケーキは怒っている」ジョアン・フルーク

ファッジ・カップケーキは怒っている (ヴィレッジブックス)

ヴィレッジブックス発コージーミステリの代表作!ジョアン・フルークの〈お菓子探偵ハンナ〉シリーズの5作目です。

 

物語の舞台は、アメリカのミネソタ州にある架空の町レイクエデン。

 

主人公のハンナはこの町でクッキー専門店〈クッキー・ジャー〉を経営しています。

 

毎回おいしそうなスイーツとお料理の描写がたまらない作品です。

 

この作品はハロウィンシーズンのお話ということで、主人公のお店だけでなく、町の人のハロウィンの支度についても描かれています。

 

アメリカの田舎町のハロウィンを思い描きながら読むと楽しいです🎃✨✨

 

この作品は18作目まで翻訳されていますが、どの巻から読み始めても、問題なく楽しめる作品になっています💡

 

好きなタイトルや好きな季節のお話から、読み始めてみてください✨

 

シリーズ紹介記事もどうぞ💡

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「ハロウィーン・パーティ」アガサ・クリスティー

ハロウィーン・パーティー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

言わずと知れたミステリの女王、アガサ・クリスティーの長編作品の一つ。

 

エルキュール・ポアロが友人から、とある館で開催された、ハロウィーン・パーティの殺人事件を解決するように依頼されます。

 

タイトルも表紙のデザインもがっつりハロウィンで、なんだかうれしくなってしまい、コージーミステリではないのですが、選んでしまいました(スミマセン💦)

 

ポアロが登場するのは、言うまでもなくハロウィーン・パーティの後なので、ポアロがハロウィンを楽しむような描写は登場しません。

 

しかし、作品全体に独特の不思議な雰囲気が満ちていて、そこがハロウィンらしいと感じました。

 

原書は1969年刊行ということで、ハロウィーン・パーティの描写からは、古き良きイギリスのハロウィンを感じることができます。

 

ハロウィンにパーティを計画されている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

「ハロウィン」と呼んではいけない??

今回作品を選ぶ中で、ハロウィンという表現が積極的には使われない作品があると気が付きました。

 

明らかにハロウィンのイベントでも、「収穫祭」や「秋祭り」という表現が使われているのです。

 

リヴィア・J・ウォッシュバーンの「かぼちゃケーキを切る前に」の中に、こんな一文があります。

昔はハロウィーンにあわせて開かれたが、いうまでもなくいまでは禁止。秋祭りとか収穫祭とか、議論を呼ばない名称になった。

 

つまり、「ハロウィン」と呼ぶことは議論を呼ぶということ??

 

気になって少し検索をしたりしてみましたが、明確なものが見つからず。。。

 

ウィキペディアのハロウィンのページを読んで、なんとなく推測したのは、宗教上の理由で、「ハロウィン」というイベントだと、参加できない人がでてくるという背景があるのではないか、ということです。

 

もし、このあたりのことに詳しい方や、詳しく載ってる書籍などご存知の方は、コメント欄あるいはツイッターにてご教示いただけたらと思います。(リサーチが甘く、すみません。)

 

 

おわりに

はじめてのイベント企画、いかがでしたでしょうか。

 

楽しんでいただき、少しでもコージーミステリに興味を持っていただけたらいいなと思います。

 

ハロウィン関連の作品はまだまだありそうですが、残念ながら読書量が追いつかずの状況です🎃💦

 

きちんと読んで、おすすめできるよう、どんどん読んでいきたいと思います。

 

ここで紹介した作品以外に、ハロウィン関連のコージー作品でおすすめのものがあれば、コメント欄あるいはツイッターで教えていただけたらうれしいです。

 

コージー作品は表紙のデザインもかわいらしいので、ハロウィンのインテリアとして飾っても楽しいと思います。

 

読むもよし、飾るもよし、ぜひともコージーミステリを通してハロウィンを楽しんでください🎵

 

HAPPY HALLOWEEN🎃✨

 

 

ぶんちん