こんにちは。ぶんちんです。
作品紹介第22弾は、子だくさんの超多忙ワーキングママが主人公!
基本情報
・シリーズ名
ルーシー・ストーンシリーズ
・著者
レスリー・メイヤー
・訳者
髙田惠子
・出版社
創元推理文庫
(東京創元社)
・ぶんちん的カテゴリー
米国ミステリ、
ベテラン女子ミステリ
主婦探偵ミステリ
翻訳済みタイトル(2019年10月現在)
主人公
・主人公
ルーシー・ストーン
・年齢
30代~40代
・仕事
地元週刊新聞の記者兼カメラマン
・家族構成
夫、子供4人
・ペット
犬1匹(クードー)
・恋のお相手
ビル(夫、大工)
舞台
・国
アメリカ
・地域
ティンカーズコーヴ
(メイン州の架空の町)
ぶんちんのおすすめポイント
大忙しのワーキングママの日常
主人公のルーシーは、4人の子供を持つ母親。
その日常は当然ながら家族中心です。
子供たちや夫の日々の世話をしながら、地元紙の記者としても働き始め、ルーシーの日々は多忙を極めます。
子供たちの成長に従い、日々の忙しさも変わってはくるのですが、次々に問題が降りかかるのは変わりません。
それに加えて事件の謎を追ったりもするのですから、タイムスケジュールどうなってるの??と、読んでるこちらも目が回りそう。
そんないそがしい日々をなんとか切り抜けていくルーシーに、共感する人も多いのではないでしょうか。
妻として母としての人生だけでなく、地域の中で自己実現もしていく主人公の日々を、ぜひお楽しみください。
4人の子供たちの成長
このシリーズでは、巻を追うごとに時計の針が大きく進みます。
それが一番わかるのが、子供たちの成長。
1作目では10歳だった長男のトビーは高校生になり大学生になり、2作目でまだおなかにいた末っ子のゾーイは小学生に、という感じでしっかり時の流れを感じさせてくれます。
実はコージーミステリでは、時間がとてもゆっくり進んだり、そもそも時間の流れについてはあいまいにしているものも多いのですが、この作品は大胆に時計の針を進めていきます。
子供たちの成長に合わせて、親として成長させられていく主人公の姿も読みどころです。
こだわりを感じるカバーイラスト
このシリーズの大きな魅力の一つが、カバーイラストです。
進藤恵子さんという方が描かれています💡
シリーズ10作目はスーツケースとパンプス。主婦探偵、今回は出張中だよ〜 pic.twitter.com/dpIW2YP840
— 進藤恵子 (@keikopainted) 2014年8月11日
ご本人のツイートを拝見していて気がついたのですが、小説のカバーや広告のイラストをたくさん手掛けられていて、どれも一度は目にしたことがあるものばかり!
「この表紙いいな~。好きだな~。」と思っていた作品も多くあり、感激しました!
このシリーズでも、作品内容に合わせて、イベントや季節を感じるイラストが表紙を飾っており、イラストをじっくり眺めているだけでもワクワクします。
クリスマスやハロウィンには、インテリアとして飾っても見映えがすると思いますよ。
ちなみに、、、
季節感のあるこのシリーズは、イベント企画に必ず登場しています💡
気になる方は合わせてこちらもチェックしてみてください🎵
おわりに
原作は26作出版されており、現時点で10作の翻訳版が出版されています。
英語版は26作もあるのです!なのに!どうして!
10作目の翻訳者あとがきには、「日本での出版は今回で一区切り」と説明されていますが、ガッカリ度がすさまじいです。。。
訳者の方も書かれていますが、ルーシーや子供たちの成長をもっともっと見ていたい。
本気で続きを出版してほしいです!!!
ぶんちん
◇Audible(コージーミステリ作品の洋書を聴こう!)
今話題のオーディブル🎵
コージーミステリの作家名を英語で検索すると、洋書版のオーディオブックが!!
英語が苦手でも、 一度日本語で読んだ作品なら、英語で聴いても大体の流れはわかります✨
コージーミステリを英語で楽しみながら、勉強にもなりますよ🎵
※レスリー・メイヤーさんの作品もいくつかあり、このシリーズは未翻訳の作品2作があります💡(2019年1月現在)
無料登録はコチラ↓
Amazon.com内の作者ページ