こんにちは。ぶんちんです。
作品紹介第15弾は、
チーズとワイン好きにはたまらない専門店が舞台のこちらの作品!
基本情報
・シリーズ名
チーズ専門店シリーズ
・著者
エイヴリー・エイムズ
・訳者
赤尾秀子
・出版社
原書房(コージーブックス)
・ぶんちん的カテゴリー
米国ミステリ、
グルメミステリ
経営者系ミステリ
シングル女子ミステリ
翻訳済みタイトル(2019年10月現在)
主人公
・主人公
シャーロット・べセット
・年齢
34歳(第二作時点)
・仕事
チーズ&ワイン専門店店主
・家族構成
いとこ、姪2人(主人公と同居)
祖父、祖母(主人公とは別居)
・ペット
猫一匹(ラグズ)
・恋のお相手
ジョーダン・ペイス
(チーズ製造業者)
・知り合いの警察関係者
ウンベルト・アーソ署長
(敵対?)
舞台
・国
アメリカ
・地域
プロヴィデンス
(オハイオ州)
ぶんちんのおすすめポイント
チーズとワインの専門店♪
この物語の主人公は、祖父母から引き継いだチーズショップを経営しています。
新たに設けたワイン専門の別館はソムリエのいとこの担当。
チーズとワインのお店って、、、本当にいいお店ですよね。
どちらも専門店なので、そのクオリティは確かなもの。
チーズとワインについての描写部分は勉強になりますし、お店の内装も素敵で、描写を読んでいるだけでワクワクしてきます。
巻末にはチーズを使ったレシピも 多数掲載されています。
チーズとワインに興味のある方はぜひぜひ読んでみてください。
家族経営は難しい???
家族で経営しているタイプのお店は、家族という近い存在で運営されているために、結束も強いですが、衝突が起こりやすいイメージがあります。
しかし、この物語に登場する〈フロマジュリー・べセット〉は、おおむねうまくいっているようです。
それぞれがお店で担う役割をはっきりさせ、それについてお互いに納得しているからなのかなと思います。
引退した祖父母も同じ町に暮らしてはいますが、孫娘たちの経営方針について、余計な口を挟むことはしません。
家族経営について、参考にしたい方にもおすすめの作品です。
家族の中での様々な役割
主人公は経営者であると同時に、家族の中で様々な役割を担っています。
まずは、いとこの二人の娘の母替わり。
繊細な子どもの気持ちに配慮しながら、あらゆる面でサポートをしています。
また、高齢の祖父母に世話や手伝いが必要なときには、そちらのケアも担います。
家族の一員としての責任を果たしつつ、自身のビジネスやプライベートも充実させていく主人公のがんばりには、脱帽です。
複雑な思いを抱えながらも、家族を支え、お店を切り盛りしていく主人公。
本当に幸せになってほしい主人公の一人ですね。
自分もがんばらねばと思わされます。
おわりに
わたしはチーズが大好きです。
WOWOWで放送している「チーズ!チーズ!チーズ!」という番組をチェックするぐらい好きです。
まだ全然チーズを開拓出来ていないので、ライフワークとして、徐々に進めていきたいと思っています。
このシリーズはチーズが主役ということで、読んでいてワクワクする作品の一つです。
原作は7作出版されており、現時点で4作の翻訳版が出版されています。
主人公の恋の行方も気になりますし、何よりもっとチーズの世界を楽しみたい!
続編の翻訳をお願いします!!!
ちなみに著者のエイヴリーさんは、別名義ダリル・ウッド・ガーバーとしても作品を発表されています。
こちらの名義でのシリーズもかなりあるみたいですが、翻訳はまだみたい。。。
そちらのシリーズもぜひ読んでみたいです!!
ぶんちん
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英語が苦手でも、 一度日本語で読んだ作品なら、英語で聴いても大体の流れはわかります✨
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残念ながらエイヴリー・エイムズ名義の作品は、発見できなかったのですが、ダリル・ウッド・ガーバー名義の作品は一作ありました!
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