あらすじ
ジョーイのステージを大物スカウトマンが見に来ることになり、家族で応援に出かけるタナ―家。
ジョーイもコメディアンとしてのチャンスと張り切ります。
しかし当日、思わぬ珍客の乱入でジョーイのチャンスがふいに。
人生を考え直そうと、コメディアン以外の進路を模索し始めるジョーイですが、少々無理があるようで。。。
DJとキミーのユニット「ブレスレット」の練習曲♪
使ってみようフルハウスEnglish!
Time's up.
時間だ。 (ジェシー、ジョーイ)
「また無駄遣いしたでしょ!」と責められたときに、こう言って逃げよう!
独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!
「お前には合ってるんだよ。ステージで人を楽しませるのがね。」(ダニー)
「そうなんだね。ただチャンスもないし、ギャラも少ないし、ちょっと焦ってたのかな。」(ジョーイ)
「じゃあなんかやれよ。俺だって仕事してるぜ。ゴキブリの顔なんか見てると、結構いい曲が浮かんだりするんだ。」(ジェシー)
コメディアンをやめると宣言し、無理矢理別の道へ進もうとしたジョーイ。
それがジョーイの本意ではないとわかっていたダニーとジェシーは、ジョーイにコメディアンとしての喜びを思い出させる作戦を実行します。
2人の尽力でジョーイはコメディアンとして生きていくことを、あらためて決意するのでした。
今回取り上げたシーンは、帰宅後の深夜、キッチンで男3人が語らうという、わたしの大好きなシチュエーション。
温かい飲み物を飲みながら3人で一日を振り返ったり、人生について語り合うシーンは、大人の時間という感じで、見ていてゆったりとした気分になります。
今回のテーマは「働き方」。
今関心が高まっているテーマですよね。
この時点での3人の仕事と家庭での役割をざっと整理すると。。。
・ダニー
夢をかなえ、テレビ局でスポーツキャスターとして働いている。生活費を稼ぎ、休日は家族サービスというThe父親という役割。
・ジェシー
音楽を仕事にすべくバンド活動中。お金は父親の経営する害虫駆除会社で働くことで稼いでいる。それ以外の時間は主夫業。
・ジョーイ
コメディアンとして食べていけるよう奮闘中。それ以外の時間は主夫業。
この時は、おそらくジョーイが主夫業をやる割合が多くなっていた時期だったのではないでしょうか。
ジョーイはダニーと同級生なので、30歳。
年齢的に仕事面で焦りを感じていたと思われます。
焦っているときって、なんか急に方向転換したり、余計なことを始めちゃったりしがちなんですよね。。。。わかる~。。。
でも気持ちが変わったのではないのなら、ジェシーのように目標はそのままで、別のこともするというのがベストな気がします。
このシリーズは30年くらい前に作られたものですが、なんかジェシーやジョーイの働き方って、今の我々にも参考になりますね。
特に自宅で働くことって、インターネットが当たり前の現在では現実的に思えますが、当時からそういう選択肢が普通にあったんですねー。
お互いの生き方、働き方を応援しあっているパパ3人のいい関係も垣間見え、本当にいいシーンだと思います。
ココもポイント!プラスワン!
この回からDJが、親友のキミーとともに「ブレスレット」という音楽ユニットを結成し、音楽活動を始めます。
DJはボーカル兼ギターを担当しており、バンドマンのおじジェシーにコーチを頼みます。
しかしギターとは相性が悪かったのか、なかなか上達せず、特技のキーボードを華麗に操るキミーにバカにされてしまっています。
第1シーズンではギターのレッスンをしている様子が何度か出てきますが、のちのシーズンでDJはドラムに目覚めます。
こちらのほうは人前で披露できるほどの腕前になっているので、相性がよかったようです。
楽器に苦手意識がある人も、実は相性のいい楽器があるかもしれないので、DJのようにいろいろやってみるといいかもしれないですね。
タナ―家の姉妹は、ジェシーの影響か、それぞれに音楽の演奏に興味を持つようになります。
だいぶ後のシーズンですが、ステフはギターを演奏するようになり、バンドも組みます。
ステフは続編のフラーハウスで、音楽関係の仕事に就いているので、音楽の分野で才能を発揮していったようです。
すごいな~。
ぶんちん