あらすじ
新しいCMソングの依頼を受け、ジョーイの笑いのセンスを取り入れることにしたジェシー。
2人でコンビを組んで、CMソングの作成を開始します。
曲はなんとか無事に完成しますが、ジェシーとジョーイはクライアントへのプレゼンのスタイルで対立することに。
これまで家族として暮らしてきた2人は、仕事仲間としてもうまくいくのでしょうか?
使ってみようフルハウスEnglish!
Never walk away angry.
怒ったままで終わらない。(DJ&ステフ)
タナー家のケンカしたときのルールです。いいルールですね。
独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!
「こわいんだ。」(ジェシー)
「こわい?」(ステフ)
「こわいって何が?」(ジョーイ)
「失敗するのがさ。そしたら一生自立できねぇし、また親父の仕事に逆戻りだ。床を、這いずり回って親父のいいなりだよ。負けに甘んじるんだ。その心配が消えねぇんだ。」(ジェシー)
子供のころはピンとくる内容ではなかったのか、実はあまり印象に残っていなかったエピソード。。。
今回ブログ執筆のために改めてこの回を視聴して、「これ、こんな話だったんだ。」と感じました。
ジェシーが抱える不安。
今見るとめちゃめちゃわかります!!!
自分の信じる道で生きていこうと決意し、親から独立したジェシー。
でも、もしもこの道で食べていけなかったら。。。
また親に頭を下げて、やりたくない仕事を続けなくてはいけない。
食いっぱぐれる心配がないだけマシじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、やりたいことがはっきりしている人間にとっては、マジで究極の選択です。
ジェシーは、自分の好きなことを仕事にしたいというビジョンがはっきりあるため、そこでうまくいかなかったらどうしようという不安が常にある。
それ以外の人生なんてゾッとするぐらいの気持ちでしょう。
今回のプレゼンでのトラブルで、その不安を強く実感することになりました。
そんなジェシーの不安を聞いて、励まず家族。
ジェシーの能力を信じていることを伝えます。
この場所でなら、自分らしく夢に向かっていけると、ジェシーも感じたのではないでしょうか。
ココもポイント!プラスワン!
「まぁ、こっちだって兄弟のようなもんさ。」(ジェシー)
「ほんと?ぼくのことそう思ってんの?」(ジョーイ)
「兄弟みてぇにイライラさせんだろ?」(ジェシー)
「うれしいな。その言葉感激だよ。」(ジョーイ)
きつめの言葉で言い争っている場面を子どもたちに見せてしまった、ジェシーとジョーイ。
二人がケンカ別れしてしまうのではないかと不安になったDJとステフは、仲直りさせようと画策します。
そんな二人に「ただの売り言葉に買い言葉だ」ということを説明するこの場面。
いつもはあまりジョーイに対する愛情を示さないジェシーですが、たまにほんとにグッとくることを言います。
「兄弟同然」なんて言われたら、ジョーイじゃなくても感激しちゃいますよね。
特に一人っ子で、さびしい少年時代を過ごしてきたジョーイにとって、本当に宝物のような言葉になったと思います。
フルハウスの素敵な部分て、こういう、家族になっていくという過程を描いているところ。
家族の本質を考えさせられるドラマなんです。
今回サイドストーリーとして、ミシェルのトイレ訓練が描かれています。
ミシェルのトイレ訓練に張り切るダニーの様子も微笑ましい。
もしかしたら、上の二人の時は忙しくて見逃してしまった部分なのかも。
みんなに見守られながら成長するミシェルと、その成長に寄り添う家族の姿もますます楽しみになる回でもありました。
ぶんちん