Buntin's Cozy Mystery Library

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【深読みフルハウス】シーズン1 第9話「七面鳥とパイの悲劇」

あらすじ

今日は感謝祭。

 

タナー家の母・パメラが亡くなってからはじめての感謝祭ということで、ダニーは特別素晴らしい日にしようと気合を入れます。

 

しかし、3姉妹の祖母が天候悪化で来られなくなってしまいます。

 

料理は無理かと大人たちがあきらめモードの中、DJが「感謝祭は絶対にうちでやりたい」と料理担当を買って出ます。

 

ごちゃまぜ一家はじめての感謝祭。

 

感謝祭の奇跡は起きるでしょうか。。。

 

 

使ってみようフルハウスEnglish!

That's easy. 

そりゃあ簡単だ。(ダニー)

「今日のディナーはたまごかけご飯だよ」という場面で、明るく使ってみよう!

 

 


The Temptations - Get Ready

料理が仕上がるシーンでかかっている音楽♪

 

 

独断チョイス!名シーン!名ゼリフ! 

「そんなに邪魔なら行くけど、話したくなったら、いつでも呼んでくれ。」(ダニー)

「この痛みいつ終わるんだ?いつかは消えるって思ってるんだけど、だめだ。写真を見たりして思い出しちゃうと。もうたまんなくて、寂しくて。。。」(ジェシー)

「よくわかるよジェシー。たぶんその痛みは永久に消えないと思う。和らぐ時もあるけど、今日みたいな日は応えるよね。でも、一人で耐えることはないんだぞ?」(ダニー)

「たまんなく寂しくて。姉貴の話をするだけでも辛いんだ。」(ジェシー)

 

DJとステフが料理の失敗に落ちこんでしまい、それぞれを励ますダニーとジェシー。

 

ステフを励ますために、ジェシーは昔のアルバムを引っ張りだし、過去の失敗を語ります。

 

しかしそれをきっかけに、姉・パメラとの楽しかった日々を思い出し、悲しくなってしまったのでした。

 

楽しい家族のイベントである感謝祭。

 

それは失ってしまった大切な人を思い出す日でもありました。

 

DJは料理が失敗した際に「ママもがっかりしてるよね」と言っていますし、ステフも「ママが作ったのとおんなじパンプキンパイ、ダメにしちゃった」と落ち込んでいます。

 

そもそも、ママはいつも自分で感謝祭のごちそうを作っていたのだからと、自分たちの手で感謝祭の支度をしようとするなど、タナー家の感謝祭は母・パメラへの思いを形にする日でもあったのです。

 

ジェシーは話の冒頭から、「姉のいない感謝祭」を強く意識しているのがわかります。

 

しかし、そうした態度を悟られないようにがんばります。

 

ダニーに感づかれた時にも、つい意地を張りますが、ダニーの優しい態度に本音を吐き出したのでした。

 

たぶんダニーが無理に話すよう迫ったら、ジェシーは話すことができなかったでしょう。

 

「いつでも君のタイミングで話してくれ」という姿勢を見せ、本人に任せたことで、心を開いてくれました。

 

本音を話して欲しい時には、それぞれのタイミングを尊重することも大切なのですね。

 

ダニーはジェシーに「思い出を話すことで姉さんは生き続ける」と、パメラへの思いを無理に抑えこまなくていいと話します。

 

楽しかった日々の思い出をタナー家みんなで分かち合い、笑い合うことで、パメラは生き続ける。それはタナー家みんなの願いなのかもしれません。

 

 

ここもポイント!プラスワン!

ジェシーに優しい言葉をかけるダニーですが、ダニー自身は大丈夫なの?と少し心配になります。

 

しかし、妻・パメラについて語る時のダニーは、いつもより堂々としている印象があります。

 

3人の娘のために、メソメソしてはいられないっていうのもあるでしょう。

 

でもそれだけではないはず。

 

おそらく生前のパメラと、人生におけるいろいろなことをしっかり話していたのだと思います。(のちの話でちらっとそのことが出てきます)

 

お互いへの思い、娘達への思い、などなど。

 

だからパメラが何を望んでいるか、パメラがいたらなんて言うか、ダニーにはちゃんとわかっているんですね。

 

こうしたダニーの姿から、パメラがいかに素晴らしい女性だったのかが、わかるような気がします。

 

妻として、母として、姉として、娘として。

 

パメラの存在が全シーズンを通して、家族を支え、娘達の成長の一助にもなります。

 

亡くなった方が力になり、支えてくれる。それは確かにあるのです。

 

ぶんちん