あらすじ
ダニーが出張に出かけることになり、ジェシーとジョーイが留守を託されます。
DJは大好きなシンガーのサイン会に行くために、出がけのダニーに学校を休ませてほしいと頼みますが、あえなく撃沈。
ジョーイとジェシーを攻略し、なんとかサイン会に行こうと作戦を考えます。
さてさて、DJの作戦は成功するのでしょうか?
Stacey Q - Don't Make A Fool Of Yourself (1988)
DJが部屋でノリノリで歌っている曲🎵
使ってみようフルハウスEnglish!
No speeding.
気をつけてね。 (ジョーイ)
遅刻しそうで焦っている人に言ってあげよう✨
独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!
「お前の利己主義だ。お前は自分のことしか考えなかった。ほしいものを手に入れるためには、どんなことも平気でやる。ウソをつくことも。人を傷つけることもだ。」(ダニー)
「そんなつもりじゃなかった。人を傷つけるつもりなんかなかったよ。」(DJ)
「パパもそう思う。お前は心の優しい子だからね。」(ダニー)
ジェシーから学校をサボる裏ワザを聞き出し、ジョーイを見事にだまして、サイン会に行くことに成功したDJ。
しかし会場でジョーイに会ってしまい、ウソがばれてしまいます。
出張から帰ったダニーは事実を知ると、DJの部屋でじっくりと話をします。
フルハウスの真骨頂、「パパのお説教タイム」です。
このお説教のポイントは「利己主義」でしょう。
子供に使う言葉としては、かなり固いというか、強めの言葉ですよね。
セリフにもあるとおり、ダニーはDJを悪い人間だと思っているわけではありません。
けれどDJに、自分がとった行動がどういったものなのかを、客観的にとらえさせることが必要でした。
そのためにあえてはっきりと伝わる表現を使ったのだと思います。
DJは父の言葉を受け、自分のとった行動が他人の目にどう映るものなのかを自覚。
だからこそ、素直に謝ることができたのでしょう。
ただこのお説教は、親子の間に信頼関係が築けていないと、効果がないばかりか、子供を傷つけてしまうという難しいものだと思います。
このお説教から、二人の信頼関係が見て取れますね。
ココもポイント!プラスワン!
「子どもたちに何があったか親として知る権利はあるだろ?失敗してもいいよ!せめて正直に話してもらいたいんだ!」(ダニー)
〈中略〉
「子育ての資格がないって思われたくなかったんだ。」(ジョーイ)
「心配でもう家を空けられねぇなんてことになったら、辛いもんがあるしさ。」(ジェシー)
この回で、まんまとDJに出し抜かれてしまうジョーイとジェシー。
ダニーの留守中に起きたトラブルということもあり、隠ぺいを図ります。
しかし結局明るみに。
ダニーの側からすれば、信頼したいからこそごまかさないでほしい。
ジェシーとジョーイからすれば、信頼されたいからこそミスは隠したい。
関係が近いからこそのジレンマですね。
ただ、自分の留守中に何か起こっても教えてもらえないとなると、それこそジェシーの危惧する通りに、任せられないということになってしまいます。
自分たちのミスを認め、きちんと報告することは、一緒に子育てや仕事をしていくうえで、大切なことなんだと気づかされますね。
明らかに悪いことをした上での「パパのお説教タイム」は、この回が初めてになると思います。
「利己主義」という言葉を、この回を見て初めて知りました。
これまでの人生で、ダニーにお説教されそうなことはたくさんあったな~。
自分の中にも、この回のDJやジェシーやジョーイがいるなぁと感じます。
だから、「まあまあ大目に見てあげてよ。」とか思ってしまいましたw
あと一つ、今回最も傷ついていたステフのケアを誰かしてあげてほしい。。。
ぶんちん