Buntin's Cozy Mystery Library

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【コージーミステリ図鑑〈4〉】ハニービー・ベーカリーの事件簿シリーズ:ベイリー・ケイツ

こんにちは。ぶんちんです。

 

作品紹介第四弾は、ファンタジーの要素も含むこちらの作品。 

 

隠し味は罪とスパイス (ハニービー・ベーカリーの事件簿)

 

基本情報

・シリーズ名 

 ハニービー・ベーカリーの事件簿シリーズ

・著者    

 ベイリー・ケイツ

・訳者   

 飯原裕美

・出版社  

 ヴィレッジブックス

 ・ぶんちん的カテゴリー

 米国ミステリ、

 シングル女子ミステリ、

 スイーツミステリ、

 専門職系ミステリ、

 ファンタジーミステリ

 

 

翻訳済みタイトル(2018年7月現在)

・隠し味は罪とスパイス 

 

 

主人公

・主人公  

 ケイティ・ライトフット

・年齢   

 28歳(第一作当時)

・仕事   

 パン職人

・家族構成 

 伯母、伯父

(他の家族は別の町に居住)

・ペット  

 犬(マンゴー)

 伯母の猫(ハニービー)

・恋のお相手

 デクラン・マッカーシー

 (消防士)

 スティーブ・ドーズ 

 (コラムニスト)

 ・知り合いの警察関係者

 ピーター・クイン(刑事)

 

 

舞台

・国    

 アメリカ

・地域   

 サバンナ(ジョージア州の都市)

www.visitsavannah.com

  

 

ぶんちんのおすすめポイント

現実とファンタジー

物語の舞台は、現代のアメリカ南部ジョージア州の都市サバンナ。

 

主人公は生まれ育ったオハイオ州アクロンを離れ、伯母と伯父とともにベーカリーを始めます。

 

オハイオでもベーカリーに勤務。

 

副店長の肩書を与えられますが、職人の仕事はほとんどさせてもらえず、勤務は過酷。

 

婚約者から別れを告げられたことを機に、主人公は心機一転新しい人生をスタートさせます。

 

28歳は30代を目前にして、人生を考えるタイミング。

 

設定がなんだかリアルです。

 

この作品ではそんな現代的な設定の中に、ファンタジーの要素が自然に盛り込まれます。

 

ファンタジー要素が悪目立ちせず、ちょうどいい。

 

むしろファンタジー要素があることで、主人公を取り巻く人間関係に温かみを感じます。

 

ヘッジウィッチ

この言葉を本作を読んで初めて知りました。

 

巻末の訳者解説によると、

ひと言で表すのは難しいのですが、ハーブが持つ力を活用したり、自分たちを護ってくれる使い魔の助けを借りたりして自然と一体化することにより、テクノロジーの発展した現代を生きるわたしたち人間と自然界とのあいだにあるヘッジ(hedge=垣根、障害)を越える魔女(witch=ウィッチ)、ということのようです。

 ということのようです。

 

主人公の伯母ルーシーは、自身をこのヘッジウィッチだと言います。

 

そして主人公にも、自身の他人とは違う不思議な力をプラスに捉え、活かしていくようアドバイスするのです。

 

他人とは違うということに幼いころから困惑し、抑えてきた主人公。

 

伯母や〈スペルブック・クラブ〉のメンバーとの交流を通して、自分に自信を取り戻していくことになります。

 

ハニービー・ベーカリーが素敵

主人公たちのお店〈ハニービー・ベーカリー〉は、ブックカフェのスタイルをとっています。

 

ベーカリーは主人公の担当で、ブックコーナー(作品中では「図書庫」)は伯母ルーシーの担当です。

 

おいしいパンを食べ、コーヒーを飲み、本を読む。

 

最高の時間が過ごせそうな空間です。

 

しかもインターネットも無料で使用可能なので、仕事や勉強での長時間の滞在もOK。

 

なんてすばらしい!!

 

このブログの更新作業も、ハニービー・ベーカリーでできたらなぁと思ってしまいます。

 

 

 おわりに

今回の作品は、現代劇ながらファンタジーという設定。

 

実は最初はファンタジーを敬遠して、あまり読もうとしていなかったのですが、読んでみたら大好きな世界観でした。

 

日常の中に突如起こる殺人事件に、行動力と不思議な力で挑む主人公。

 

ファンタジーコージーミステリの魅力に気づかされた作品です。

 

作品は、本国アメリカでは7作出版されていますが、日本語訳はなんと1作品のみ。

 

Why Japanese people??

 

非常に魅力的な作品なので、とても残念です。

 

続きが読みたい。

 

もっとハニービー・ベーカリーを体感したいと、作品を読むたびに思います。

 

ぶんちん

 

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