Buntin's Cozy Mystery Library

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【オードリー・キーオン】歴史と秘密のホテルシリーズの順番・おすすめポイント!【コージーミステリ図鑑〈44〉】

出典:pixabay.com

 

あなたは今、自分の居場所だと思える場所で働けていますか?

 

仕事に誇りを持ち、自分らしく、今いる場所に安心していられるって幸運なことだと思います。

 

今回紹介する作品の主人公は、ちょっと変わったコンセプトのホテルで働く女性!

 

彼女は、パニック障害という病を抱えながらも、生き方や働き方、自身のルーツに向き合っていく中で、自分の本当の居場所を見つけていきます。

 

舞台設定キャラクターの背景に、著者の熱い思いが込められたコージーミステリです!!

 

新米フロント係、探偵になる (コージーブックス) 

 

基本情報

・シリーズ名 

 歴史と秘密のホテルシリーズ

・著者    

 オードリー・キーオン

・訳者   

 寺尾まち子

・出版社  

 原書房(コージーブックス)

 ・ぶんちん的カテゴリー

 米国ミステリ

 シングル女子ミステリ

  

古き良き歴史を感じられるホテルが舞台の物語!

 

翻訳済みタイトル(2025年12月現在)  

1.新米フロント係、探偵になる

2.新米フロント係、支配人を憂う

 

〈最新作はコチラ!〉

 

ホテルの制服姿の主人公アイヴィーが目印だよ!

 

主人公

・主人公 

 アイヴィー・ニコルズ

・年齢   

 28歳

・仕事   

 〈ホテル1911〉のフロント係

・家族構成

 父、母(失踪)

・ペット 

 なし

・恋のお相手?

 ???

・知り合いの警察関係者

   ベネット(刑事)

   デ・ルナ(警部)

 

主人公は大学を休学中。パニック障害を抱えながら、ホテルで働いているんだよ。

 

舞台

出典:pixabay.com

・国    

 アメリカ

・地域

 テネシー州チャタヌーガ

 チャタヌーガの観光サイト↓

www.visitchattanooga.com

 

自然と歴史にあふれるチャタヌーガの雰囲気を作品を通して味わおう!

  

ぶんちんのおすすめポイント 

二十世紀初頭の雰囲気を守り続ける〈ホテル1911〉

出典:pixabay.com

シリーズの主な舞台となっているのは、テネシー州チャタヌーガにある〈ホテル1911〉

 

ホテルのコンセプトが1911年という、一風変わったホテルです。

 

従業員が1911年当時の服装なのはもちろん、彼らは言葉遣いまでも当時の人々のものを再現するするようにと指導を受けています。

 

ホテルで読める新聞が、1911年当時の新聞の復刻版だったりするんだよ!

 

ホテルの建物自体は、かつてチャタヌーガ鉄道で財を成したモロー家の屋敷で、それを現オーナーが買い取り、ホテルとして新たな命を吹き込みました。

 

建てた人物のこだわりが細部から感じ取れる屋敷を愛するオーナーは、モロー家が暮らしていた当時の雰囲気を再現することに情熱を燃やしています。

 

そんなこだわりの詰まったホテルなら、ぜひ一度泊まってみたいなぁ!

 

館内に飾られた数々の芸術品や素敵なお庭……そんなホテルの描写を読みながら、宿泊客気分で1911年にタイムスリップしちゃいましょう!

 

二十世紀初頭の文化や出来事などを調べながら読むのも楽しいですよ!

 

一族にまつわる秘密?ホテルに潜む謎とは?

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主人公アイヴィーとホテルの意外なつながりも、このシリーズの大きな読みどころの一つ。

 

これまで様々な職場を渡り歩いてきたアイヴィーですが、このホテルでは自身の勤続最長記録を更新しています。

 

〈ホテル1911〉との相性の良さだけじゃなくて、この建物に特別な思い入れがあるみたい。

 

実はアイヴィーは、ホテルとなっている屋敷に暮らしていたモロー家に強い関心を抱いており、自らその歴史を調べたり、お屋敷時代からここで働いてきた支配人の話に耳を傾けたりと、日々、モロー家について調査をしています。

 

身近な場所や人々の秘められた過去について調べるのは、なかなか難しく、ためらわれる面もありますが、これは彼女の人生にとって無視することのできない、とても大切なこと

 

その過程で、ホテルを自分の居場所だと感じられるようにもなっていくんだよね。

 

モロー家や屋敷に隠された歴史、それらと主人公アイヴィーのつながりにも注目しながら読み進めてみてください!

 

親子関係に学業、パニック障害… 人生の選択に迷う主人公

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今はホテルのフロント係として働いているアイヴィーですが、実は心理学を学ぶ学生でもあります。

 

諸事情あって現在は大学を休学中なんだよね。

 

学業への情熱はまだまだあるものの、大学へ戻ることを決めかねている彼女は〈ホテル1911〉で働きながら、アパートメントで父親と二人で暮らしています。

 

父との暮らしは快適なものの、もっと自立すべきでは?と焦りを感じているアイヴィー。

 

同時に、家族について何も話してくれない父に対しても不満を募らせています。

 

さらに、アイヴィーはパニック障害も抱えているんだよね。

 

作中では、パニック発作に襲われたアイヴィーの様子や、精神的な病を抱える当事者としての苦悩も描かれます。

 

実は、作者のオードリー・キーンさん自身も不安症と付き合ってきた方で、作品には、精神的な病に対する偏見をなくしたいという思いも込められています。

 

身近な人との人間関係や自身の人生と向き合いながら生きるアイヴィーの姿に共感し、勇気をもらえる人もいるのではないでしょうか。

 

おわりに

出典:pixabay.com

今回はテネシー州のチャタヌーガにある、古き良き雰囲気を守るホテルが舞台のシリーズをご紹介しました。

 

町の歴史家族の絆精神的な病に対する思いが込められたミステリーだよね。

 

背景知識を調べたりしながら読んでも、さらに楽しめるかもしれません。

 

現段階で英語版は2作いずれも日本語版が刊行されています。

 

シリーズの続きがとってもとっても気になる!!

 

みなさんも書店や図書館でぜひ手に取ってみてくださいね!

 

ぶんちん 

 

 

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