Buntin's Cozy Mystery Library

コージーミステリが楽しめて、気軽に立ち寄れる図書館のようなブログにしたいです♪

【深読みフルハウス】シーズン1 第3話「うれしおそろし幼稚園」

あらすじ

新学期をむかえ、DJは5年生に進級!ステフは幼稚園に入園します。

 

ダニーも朝からお弁当の支度やら、ホームビデオの撮影やら、娘達の成長に喜びつつも切なくなったりと、落ち着きません(笑)

 

そんな中ステフが初登園にナーバスになり、「行きたくない」と言い出します。ダニーが付き添ってとりあえず登園するのですが。。。

 

子どもたちの新しいスタートを大人たちはうまく後押しできるでしょうか?

 


Sunrise, Sunset - Perry Como

子どもたちを見送るときにジェシーとジョーイが唄ったBGM♪

 

 

使ってみようフルハウスEnglish!

You wait here. 

ここで待ってろ。(ジェシー)

ちょっと忘れ物を取りに戻るときなんかに使ってみよう!

 

 

独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!

「今度のクラスは頭いい子ばっかりで、知ってる子なんか一人もいないんだもん。すっごい怖いよ。」(DJ)

「あたしも怖い。」(ステフ)

「でも怖いからって逃げてちゃしょうがないのよ。未知のことにも挑戦しなきゃ何も知らずに終わっちゃうよ?」(DJ)

 

ダニーに付き添われなんとか登園するステフ。

 

心配して様子を見に来たジェシーとジョーイも手伝いますが、なかなかクラスになじめないステフは、家に帰ろうとします。

 

一方でDJも新しいクラス分けに不満を持ち、学校を抜けだそうとします。

 

新しい環境を怖がるステフに自分を重ねたDJは、姉として妹の気持ちに寄り添います

 

このときDJは座り込むステフのそばにしゃがみ、目線を合わせて話をします。

 

こういうところで父の姿をみて学んでいるなと感じますね。

 

また、自分が父からかけられた言葉を、今度は自分の言葉として妹にアドバイスしています。

 

このプロセスがとても興味深い。

 

父に言われた時にはあまりピンと来ない言葉も、自分がアドバイスする立場にたつと、腑に落ちる。

 

ここではじめてDJも父の言葉を受け止めることができ、クラスに戻る覚悟が固まりました。

 

「とにかく友達作るって時間かかるのよね。だけどさ、もう一人親友がいるじゃない?」(DJ)

「だれ?」(ステフ)

「あたし。」(DJ)

 

DJとステフは5歳ほど年齢が離れていますが、全シーズンを通して、相棒としての絆を強めていきます。

 

この関係性が築かれるためには、姉であるDJの姿勢が重要です。

 

DJがステフを「妹であり、親友である」と認識して、時に力になり、時に頼りにもする

 

姉のほうがこうして扉を開いているので、ステフも同じように認識していきます。

 

自分を振り返ると、DJみたいにいいお姉さんじゃなかったな〜と反省しますね。

 

DJの機転で、ステフは無事に初登園。

 

DJ自身もクラスに戻り、ようやく新学期がスタートです!

 

 

ちなみにこの回のなかで、ステフの担任の先生にジェシー、ジョーイ、ダニーの3人が「この子の父親です」と名乗るシーンがあります。

 

3人のパパなんて世間には不思議に思われますが、それがタナー家!

 

タナー家の特色をよく表した微笑ましいシーンです♪

 

ぶんちん

 

【深読みフルハウス】シーズン1 第2話「子守歌はロックンロール」

あらすじ

ある夜、ダニー、ジェシー、ジョーイの3人の仕事がバッティング。

 

結局ジェシーが家に残り子守をすることになります。

 

DJとステフは子守に慣れていないジェシーおじさんをうまくごまかし、おやつを食べたり、夜更かしして遊んだり。。。

 

ジェシーはおじさんとしてだけでなく、子守として、ばっちり対応できるのでしょうか?

 

ジェシーのバンド演奏シーンがはじめて登場します!かっこいい子守歌(?)にも注目です♪

 

 

使ってみようフルハウスEnglish!

You go first. 

お先にどうぞ。(ダニー)

家族とトイレのタイミングがかぶった時にさらっと使ってみよう!

 

 

独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!

「俺もあの子達が気になるんだ。姪っ子だしな。けど、子どもってのはまるっきしわかんねえ。」(ジェシー)

「わからなくても、ダメなときはダメってそれだけは言ってほしいんだ。我慢を教えなきゃ。」(ダニー)

 

ダニー、ジェシー、ジョーイがはじめて3人で子育てについて話し合うシーン。

 

子どもたちが嘘をついたり、夜更かししてジェシーのバンドのリハーサルに飛び入りしたりと、あってはならないことばかりが起こり、子守としてはあまりいいスタートを切れなかったジェシー。

 

子どもたちとどう向き合っていけばよいかわからず、その気持ちを素直に吐露します。

 

ダニーは、その思いを理解した上で、父親としての要望を伝えます

 

ジェシーはこの時24歳。自由なライフスタイルで、この年齢まで自分の好きに生きてきました。

 

タナー家の姉妹たちとも「ときどき会うカッコいいおじさん」として付き合ってきましたが、ここにきて新しい役割を求められることになります。

 

これまでのように、ただ楽しく優しくするだけではダメなんですね。

 

子守のために自分の予定を動かしたり、家を預かる大人としての責任を求められたりと、それまでの人生から考えるとかなり窮屈でもあります。

 

亡き姉・パメラの子どもたちのために、タナー家にやってきたものの、共に暮らし、子育てを行っていくことは、一筋縄ではいかないようです。

 

「もちろん時間はかかるよ。でもやる気があればきっとうまくいくよ。うまくやっていきたいと思うだろ?」(ダニー)

 

はじめての子育てに不安を感じるジェシーをダニーが励まします。

 

ダニーはこの時点で3人の娘の父親。

 

言葉に説得力がありますね。

 

きっと自身もそれまでの子育て経験で、ジェシーと同じような思いを抱いたことがあるのだと思います。

 

このセリフは、うまくいかなくて自信が持てない時に優しく言われたいですね。

 

こんな風に言われたら素直に気持ちを切り替えられそうです。

 

このシーンにはジョーイのコミカルなセリフもはさまれていて、単調にならず、一つ一つのセリフが際立ちます。

 

タナー家にやってきたジョーイの思いも少しだけ明かされ、なんだかホロリとさせられます。

 

 

この3人で語り合うシーンはシリーズ中にたくさん出てきますが、どれも素敵です。

 

こんなふうに率直に話し合える相手が家の中にいるというのは幸せですね。

 

ぶんちん

 

【深読みフルハウス】シーズン1 第1話「ごちゃまぜ一家誕生」

あらすじ

サンフランシスコのとある一軒家で新しい家族が誕生しようとしていました。

 

ダニー・タナー(29)長女・DJ(10)、次女・ステファニー(5)、三女・ミシェル(0)の3人の娘を持つシングルファーザー。

 

一家のお母さん・パメラが交通事故で亡くなり、子育て助っ人として、パメラの弟・ジェシー(24)、ダニーの親友・ジョーイ(29)がタナー家にやってきます。

 

まだまだ子どもになれていないジェシーとジョーイ。めまぐるしい生活の変化に戸惑うDJ。ごちゃまぜ一家の船出です。

 

 

使ってみようフルハウスEnglish!

Keep it fresh. 

それならいつまでも新鮮だよな。(ジェシー)

おかずにラップをかけるときなんかに使ってみよう。

 

 

独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!

「その気持ちよくわかるよ。ママがどんなに恋しいかもわかってる。パパも同じだからだ。とても寂しい。でも、パパがいるだろ?」(ダニー)

「わたしもいるよ?」(ステフ)

「ミシェルもいるし、ジェシーおじさんに、ジョーイもいる。みんな家族なんだぞ?こういうときこそ家族が心を一つにしなきゃ。」(ダニー)

 

生活の変化に戸惑い、自室を抜け出しガレージに引っ越したDJ。

 

なにもかも変わってしまうことに「不公平だ」と訴えるDJに、ダニーが語りかけます。

 

この回で最も重要な役割をするDJ。この時点でもう10歳で、母の死も、周囲の変化も十分理解できます

 

同時に、家族を守るためにジェシーとジョーイを呼び寄せた父の気持ちもわかるわけです。

 

それでも自分の生活が大きく変わってしまうことに気持ちがついていけず、ガレージへ移るという手段で思いを吐き出します。

 

このシーンでのダニーは説得というより、協力を求める姿勢を見せます。

 

「自分も不安だけど、この家族を守るために協力して欲しい」という思いをDJに打ち明けるわけです。

 

対等な家族のメンバーとして。

 

話すときは椅子に座り、きちんと視線を合わせます

 

シリーズ全体を通して、ダニーはDJを子どもたちのリーダーとして、自身の理解者として、非常に頼りにしていくことになります。

 

この家族が新しいスタートを切るためにはDJの協力が絶対に不可欠です。

 

「これはお前次第だ。お前が部屋に戻るか、他の5人がガレージに住むかだ。でもそうなっても6人はチームだ。」(ダニー)

 

 DJの選択を否定せず尊重すること、どうあっても6人でひとつのチームとして協力していくということをここで告げるわけです。

 

父が自分の思いを組んでくれることと、みんなでチームとして家族を作っていこうという父の方針を受け入れ、DJは部屋に戻ることを決めます。

 

一悶着ありましたが、ごちゃまぜ一家が無事に誕生です。

 

 


BC52's - Meet the Flintstones

最後にみんなで大合唱した曲♪

 

 

大好きなフルハウスをあらためて深読みしてみようと、試しに記事を書いてみました。

 

完全に個人的な感想です。

 

まったく違う解釈もあると思いますが、一つの見方として楽しんでいただければと思います。

 

ぶんちん

 

【ブログについて】「Theater Room」開設のお知らせ

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こんにちは。ぶんちんです。

このたび新たなカテゴリーとして、

「Theater Room」を設けることに

いたしました。

 

大好きな海外ドラマや、

海外の番組などについて、

書いていくカテゴリーになります。

 

最初の段階として、

わたしの雑記ブログである、

ameblo.jp

に時々書いていた、

【深読みフルハウス】シリーズの記事を

はてなブログのほうに移行していこうと思います。

 

随時移行し、アメブロ側の記事は閉じる予定です。

 

もともと12記事くらいしか書いていないので、

移行完了後には新しい記事も

書いていきたいと思います。

 

Cozy Mystery Libraryと併せて、

Theater Roomもお楽しみいただければと思います。

 

ぶんちん