あらすじ
サンフランシスコのとある一軒家で新しい家族が誕生しようとしていました。
ダニー・タナー(29)は長女・DJ(10)、次女・ステファニー(5)、三女・ミシェル(0)の3人の娘を持つシングルファーザー。
一家のお母さん・パメラが交通事故で亡くなり、子育て助っ人として、パメラの弟・ジェシー(24)、ダニーの親友・ジョーイ(29)がタナー家にやってきます。
まだまだ子どもになれていないジェシーとジョーイ。めまぐるしい生活の変化に戸惑うDJ。ごちゃまぜ一家の船出です。
使ってみようフルハウスEnglish!
Keep it fresh.
それならいつまでも新鮮だよな。(ジェシー)
おかずにラップをかけるときなんかに使ってみよう。
独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!
「その気持ちよくわかるよ。ママがどんなに恋しいかもわかってる。パパも同じだからだ。とても寂しい。でも、パパがいるだろ?」(ダニー)
「わたしもいるよ?」(ステフ)
「ミシェルもいるし、ジェシーおじさんに、ジョーイもいる。みんな家族なんだぞ?こういうときこそ家族が心を一つにしなきゃ。」(ダニー)
生活の変化に戸惑い、自室を抜け出しガレージに引っ越したDJ。
なにもかも変わってしまうことに「不公平だ」と訴えるDJに、ダニーが語りかけます。
この回で最も重要な役割をするDJ。この時点でもう10歳で、母の死も、周囲の変化も十分理解できます。
同時に、家族を守るためにジェシーとジョーイを呼び寄せた父の気持ちもわかるわけです。
それでも自分の生活が大きく変わってしまうことに気持ちがついていけず、ガレージへ移るという手段で思いを吐き出します。
このシーンでのダニーは説得というより、協力を求める姿勢を見せます。
「自分も不安だけど、この家族を守るために協力して欲しい」という思いをDJに打ち明けるわけです。
対等な家族のメンバーとして。
話すときは椅子に座り、きちんと視線を合わせます。
シリーズ全体を通して、ダニーはDJを子どもたちのリーダーとして、自身の理解者として、非常に頼りにしていくことになります。
この家族が新しいスタートを切るためにはDJの協力が絶対に不可欠です。
「これはお前次第だ。お前が部屋に戻るか、他の5人がガレージに住むかだ。でもそうなっても6人はチームだ。」(ダニー)
DJの選択を否定せず尊重すること、どうあっても6人でひとつのチームとして協力していくということをここで告げるわけです。
父が自分の思いを組んでくれることと、みんなでチームとして家族を作っていこうという父の方針を受け入れ、DJは部屋に戻ることを決めます。
一悶着ありましたが、ごちゃまぜ一家が無事に誕生です。
最後にみんなで大合唱した曲♪
大好きなフルハウスをあらためて深読みしてみようと、試しに記事を書いてみました。
完全に個人的な感想です。
まったく違う解釈もあると思いますが、一つの見方として楽しんでいただければと思います。
ぶんちん