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こんにちは。ぶんちんです。
今年も夏がやってきましたね🌻
みなさん夏は好きですか?それとも苦手でしょうか?
ぶんちんと同じで、暑い夏が苦手って人も結構いるんじゃないかな?
「暑くて何もしたくない、でも夏は楽しみたい!!」
そんなあなたは、おうちで夏っぽいコージーミステリを楽しんでみてはいかがでしょうか?
夏っぽい音楽をかけて、冷たい飲み物を用意して夏のコージー読書を楽しんじゃお ♪
というわけで、イベント企画第四弾!!
今回は暑くてだるい✨🌻夏休み🌻✨に読みたいコージーミステリをご紹介します🎵
前々々回のイベント企画🎃 ↓
前々回のイベント企画🍂 ↓
前回のイベント企画🎄↓
夏休みに読みたい!6作品はこちら!
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作品紹介
「危ない夏のコーヒー・カクテル」クレオ・コイル
現在19作品が翻訳されている、クレオ・コイルのコクと深みの名推理シリーズの4作目。
コーヒー好きにはたまらない、コーヒーの豆知識が満載の人気シリーズだよ!
主人公はニューヨークで老舗コーヒーハウス「ビレッジブレンド」のマネージャーを務める、クレア。
ビジネスパートナーの元夫とうまくやりつつ、個性的なスタッフを束ねる日々です。
今回はビレッジブレンドを離れ、夏季限定で高級リゾートの出張バリスタを務めることになります。
ホームグラウンドとは違う環境で結果を残すため張り切るクレアですが、やはり事件に巻き込まれることに。。。
夏のリゾートにぴったりのドリンクも登場し、背景描写もいつもの町とは違う雰囲気 ♪
さらにクレア、娘のジョイ、元義母のマダム、それぞれのひと夏の恋も描かれ、シリーズの中でもひと味違う時間を楽しめる作品になっています。
個人的にはミステリ部分の結末と、クレアの料理シーンがないところがやや不満ですが、夏の暑い最中に読むことで、普段と違った気分になれる一作です!
ぜひお気に入りのアイスコーヒーや、コーヒーカクテルを片手にお楽しみください🎵
シリーズ紹介記事もどうぞ💡
「アガサ・レーズンとカリスマ美容師」M・C・ビートン
こちらも現在19作品が翻訳されている、M・C・ビートンの英国ちいさな村の謎シリーズ(別名アガサ・レーズンシリーズ)の8作目。
うだるような異常な暑さの夏。
アガサは住んでいる村から、イヴシャムの美容院までわざわざ出かけていきます。
実は白髪を発見した挙句、応急処置に失敗し髪がところどころ紫色に。。。
イヴシャムで噂のカリスマ美容師になんとかしてもらおうと思ったわけです。
なんともアガサらしいエピソードになんか癒されるよね。
そのカリスマ美容師になんとなく不穏なものを感じたアガサは、彼を調査することに。
調査の過程でさらなる事件に巻き込まれることになるのでした。
暑さの描写がとにかく本当に暑そう!夏に読むことでさらに物語の世界に入り込めるよ!
暑いけど、この暑さを活かして楽しみましょう!!
シリーズ紹介記事もどうぞ💡
「泣きっ面にハチの大泥棒」ハンナ・リード
現在4作品が翻訳されている、ハンナ・リードのはちみつ探偵シリーズの3作目。
物語の主人公ストーリー・フィッシャーは、食料雑貨店「ワイルド・クローバー」の経営者にして養蜂家。
「ハチ=危険」という偏見にもめげず、ミツバチのすばらしさを広め、彼らを守るために養蜂をがんばってるんだよ!
このお話は8月に開催されている町の夏まつりからスタート。
ミツバチたちのことをもっとよく知ってもらおうと、展示用の巣箱を展示し、母ともめるというシーンで幕を開けます。
実は、この親子関係がなかなかにつらいんだよね。。。
いろいろとうまくいかないところに、謎の死体発見事件が起こり、事件の渦中で翻弄される主人公。
夏のお祭りの盛り上がりや、物語の舞台であるウィスコンシン州の夏の雰囲気が感じられる一作です。
自然の描写や養蜂に関する豆知識など、自然環境について考えさせられるシリーズでもあるので、興味のある方はそうした観点からも楽しんでみてください。
シリーズ紹介記事もどうぞ💡
「レモンメレンゲ・パイが隠している」ジョアン・フルーク
現在23作品が翻訳されている、ジョアン・フルークの〈お菓子探偵ハンナ〉シリーズの4作目。
こちらの作品は実は6月末ごろのお話です。
あらすじには「夏」とあるので、どうやら6月は夏扱いみたいだね。
作中に「季節外れの熱波」とあるので、日本の夏休みに読むのにもぴったり!ということで選びました!
薄着になる夏。。。
いつも以上に体形が気になるよね。。。
主人公のハンナも、経営するクッキー専門店「クッキー・ジャー」の仕事の傍ら、ダイエットを考え始めます。
そんな中、ボーイフレンドのノーマンとともに設計した家の建設予定地で、死体を発見し、調査に乗り出すことに。
調査や人間関係のストレスで、甘いものに誘惑されるハンナ。
事件とダイエットの行方が気になる夏のお話です。
タイトルにも入っている「レモンメレンゲ・パイ」。
実はわたしは食べたことがなく、海外の料理本などで写真を見て、食べてみたいと憧れているパイなんです。
爽やかなレモンフィリング、焦げたメレンゲ...🍋✨
う~ん!!めちゃくちゃ食べたい!!
巻中には、そんなレモンメレンゲ・パイをはじめ、作中に登場するスイーツや料理のレシピも掲載されています💡
さわやかなレモンのスイーツを片手に読んでみてはいかがでしょうか。
シリーズ紹介記事もどうぞ💡
「グリーン・ティーは裏切らない」ローラ・チャイルズ
現在23作品が翻訳されている、ローラ・チャイルズのお茶と探偵シリーズの2作目。
グリーン・ティーということで、表紙も緑色を基調としていて爽やか!
物語の主人公は、元広告ウーマンで「インディゴ・ティーショップ」の経営者のセオドシア。
今回は、物語の舞台であるチャールストンの恒例行事、ヨットレースで起こった銃の暴発事件を調査することになります。
セオドシアはこの夏のイベントに、お茶のケータリング業者として参加しており、事件を目撃してしまったのです。
このシリーズの魅力はなんといっても、「インディゴ・ティーショップ」やチャールストンの街並みの描写。
ティーショップオリジナルのお茶会のシーンなどは、光景を思い浮かべるだけでもうっとり...✨
季節感のあるお茶や料理にも注目です。
ちなみにあらすじでは季節は「夏」ということですが、このお話の設定は4月。
4月。。。4月からもう夏になる。。。。?
日本の感覚だとちょっとピンとこないなと思いましたが、「夏」と書いてあったので選びました。
描写を読むと、爽やかな印象を受けるので、「初夏」という感じでしょうか。
夏向けのお茶の説明なども登場するので、ぜひ参考にしてみてください。
「桃のデザートには隠し味」リヴィア・J・ウォッシュバーン
現在5作品が翻訳されている、リヴィア・J・ウォッシュバーンのお料理名人の事件簿シリーズの1作目。
料理名人の主人公フィリスは、定年した教師ばかりが集う下宿を経営しています。
桃が有名な土地柄ということで、夏にはピーチフェスティバルも行われる、テキサス州の田舎町が物語の舞台だよ!
事件はそのピーチフェスティバルで起こります。。。
わたしの実家が桃農家ということで、このタイトルは見逃せず、今回夏のおすすめとして選びました。
夏の果物といえば桃だよね!
日本の桃をおいしくいただきながら、桃が主役のコージーミステリを楽しみましょう🎵
おわりに
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イベント企画の第四弾、いかがでしたでしょうか🎵
夏には、さまざまな出版社が夏の読書のキャンペーンを行っていますし、「夏」をテーマにコージーミステリも紹介できないかな~?と思い、企画してみました。
暑い夏が苦手でも、夏っぽいコージーミステリを思いっきり楽しめる!って思ったらちょっと楽しくなるよね!!
季節にあわせて作品を選ぶと、気温や季節の雰囲気などを実際に感じながら読むことができるので、より物語の世界にのめりこんで楽しめると思います🌻
ここで紹介した作品以外に、夏のコージー作品でおすすめのものがあれば、コメント欄やTwitter、Instagramでぜひ教えてください!!
暑さも自分なりの方法で楽しもうね!
それでは!🌻Enjoy your summer!🌻
ぶんちん