あらすじ
最近、ジェシーが大きな荷物を持ってこっそり出かけていることを、気にかける家族。
ジェシーが音楽活動の資金のために、モノマネのショーに出演していることが判明します。
家族はみんなでショーを見に出かけ、ジェシーを応援します。
しかしジェシーには気がかりなことがあるようで。。。
Elvis Presley - Suspicious Minds (Live 1973)
ジェシーがショーのラストで披露したプレスリーナンバー♪
使ってみようフルハウスEnglish!
Don't go away.
そこで待ってて。 (ジョーイ)
忘れ物を取りに戻るときに使ってみよう!
独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!
「ちょいと迷ってんだ。プレスリーの仕事やるべきかどうかってさ。自分の歌に力入れたほうがいいと思わねぇか?」(ジェシー)
「プレスリーをやるべきだ。テープ作んのにお金がいるんだろ?」(ダニー)
〈中略〉
「君の大好きなプレスリーが、思いっきり歌えるんだし、最高にノッてたろ?やるべきだと思うよ。愉しみでね。」(ジョーイ)
ショーで完成度の高いプレスリーのステージを見せたジェシー。
継続してモノマネの仕事の打診を受けますが、どうすべきか決めきれずに、人生の先輩であるダニーとジョーイに相談します。
「お金のために」という現実的なダニーの意見と、「愉しみで」というジョーイの意見。
両方の意見に後押しされ、ジェシーは夢の実現の一つのステップとして、仕事を続けることを決めるのでした。
ジェシーの迷いは、夢や目標を持って歩んでいく中で、誰もがぶつかる悩みのように思います。
夢の実現に直結するものに集中すべきなのではないか、でもお金のための仕事も大事だし。。。
これについては自分の中で、きちんと答えを出して行動を決めていったほうがいいと思います。
どっちを選ぶにしろ、自分で自分を納得させないまま歩むことは、モヤモヤを常に抱えていくことになるからです。
それでは、夢に向かっていても楽しめない。
ジェシーのように信頼できる人に相談してもいいですし、本を読んだりして幅広い意見に触れてもいいと思います。
最後には自分で決めること。
ジェシーの晴れやかな顔を見て、改めてそう思いました。
ココもポイント!プラスワン!
「ああ。いいコンビだよ、俺たち。」(ジョーイ)
「だから友達でいられたんだな。19年4か月と3日。僕のほうはちょっと固すぎるし。」(ダニー)
「俺はズッコケだしね。」(ジョーイ)
「つまり、2人で一人前ってわけだ。」(ダニー)
この回ではサイドストーリーとして、ダニーとジョーイの争いが描かれています。
きっかけはジョーイの臨時収入。
お金がなく家族に何も物をあげることができていなかったジョーイは、大金を使って家族みんなにプレゼントをします。
ダニーは「11年前の借金の返済をしようとしてくれる」と思っていたのですが、大ハズレ。
ジョーイのお金の使い方や普段の生活態度について、不満が爆発してしまいます。
なにかと細かいダニーに対して、ジョーイもイライラ。
しかし、最終的には互いの違いを認め合い、仲直りするのでした。
ジョーイはフルハウス全シーズンを通して、ダニーの頼れる女房役を務めます。
正反対だからこそ、意見も偏らず、結果的にバランスのいい二人。
ダニーは様々な女性と恋をし、かなり仲が深まる女性にも出会いますが、ジョーイ以上に息の合う相手はいないんじゃないかなと思いますw
友人、兄弟姉妹、恋人、夫婦、親子。
いろいろな人間関係の中で、相手との違いを感じることは多いです。
でも違うってことはマイナスではない。
お互いの受け止め方次第で、プラスにしていけるものなんだと思います。
今回のお話、子供のころはあまり好きな話ではありませんでした。
なんというか、ちょっと良さがわからなかった。
でも大人になってから観ると、夢に向かうジェシーの葛藤もよくわかりますし、タイプの違いを受け入れていく大切さもわかります。
大人になったからこそわかる味わいがありますね~。
ぶんちん