あらすじ
3姉妹のいとこスティーブが、タナ―家に滞在することに。
DJは、兄妹のように仲の良かったスティーブとの再会を楽しみに、いろいろと計画を立てます。
しかし、2年ぶりに現れたスティーブはすっかり青年に成長しており、ダニー、ジェシー、ジョーイとスポーツに興じることに夢中。
がっかりしたDJは、男っぽくなろうと頑張りますが。。。
使ってみようフルハウスEnglish!
Here we go.
ほんじゃいくぞ。 (ジェシー)
みんなでトランプを始めるときに、かっこつけて言ってみよう。
独断チョイス!名シーン!名ゼリフ!
「前みたいに一緒に遊べると思ってたのにさ。前はこんなじゃなかった。」(DJ)
「どうして?僕は前と同じだよ。」(スティーブ)
〈中略〉
「でも大人になっちゃったから。」(DJ)
「そりゃあ今は差があるかもしれないよ。17歳と11歳じゃね。でも僕が100歳でそっちが94歳になれば、違いなんてほとんどないぜ。」(スティーブ)
公園でタッチフットボールをしている最中に、スティーブにルール違反のタックルをしてしまうDJ。
DJとの間に問題が生じていたことに気が付いたスティーブは、DJの部屋に話をしに来ます。
そこで久しぶりにゆっくりと話す2人。
お互いに本音を話し、無事に仲直りしました。
一気に成長したスティーブとの距離を感じ、寂しい気持ちになっていたDJですが、スティーブ自身は滞在を楽しんでいたので、DJの気持ちには気が付いていませんでした。
これはドラマなので、気持ちをぶつけることで解決できていましたが、実際にはなかなか難しいだろうなと感じるシーンです。
実際にこういう状態になったら、まあ普通に距離ができて、これまでとは違った関係性になるのでしょう。
ただ、スティーブが言うように、お互い年を重ねていけば、違いなんてほとんどなくなるもの。
人と人の関係は時間が解決してくれることも、多々あると思います。
特に兄弟姉妹やいとこなどで、年が近い関係の場合は、成長に伴って関係性に変化が出る可能性は高いです。
でもあまりがっかりせずに、時を待つぐらいの気持ちでいて大丈夫。
自分や相手を責めたりしなくてもいいと、今は思います。
ココもポイント!プラスワン!
「どうして女じゃいけないの?あたしだってスティーブと遊びたいよ。今までずっと仲良かったんだよ。どうしてこうなっちゃうの?」(DJ)
「どうしてか教えようか。スティーブはこの2年でうんと大人になったんだ。もう立派な青年だ。DJ寂しい気持ちはよくわかるけど、それで彼を責めちゃ筋違いだよ。」(ダニー)
「よくわかった。あたしはミシェルとステファニー連れて、うちで鬼ごっこでもしてればいいんでしょ?」(DJ)
このシーンは何度見ても泣きます。
DJの声を担当している坂本千夏さんが上手すぎる。
この疎外感。拗ねてしまう感じ。わかるわ~。
わたしは中学生のころ、女子のグループに入り損ね、男子のグループに混ぜてもらっていたのですが、中学2年の後半くらいから、急に混ぜてもらえなくなりました。
当時はわからなかったのですが、まあ、邪魔だよね、女子。
そのころよくこの話をリピートしていた気がします。
ダニーは、お父さんが出て行ってしまったスティーブへの配慮もあり、なるべく男同士で過ごす時間を持つようにしていたわけですが、娘への配慮は残念ながらできていませんでした。
DJとも、事前にきちんと相談しておいてほしかったですね。
いとこと過ごすのを特に楽しみにしていたことは、ダニーもわかっていたはずなので。
このシーンでダニーは、DJに理解するように求めますが、ちょっと突き放しすぎのようにも思えます。
変化にうまく追いつけないDJに、もう少し寄り添ってあげてほしかったところです。
事実だけ突きつけられても、疎外感を感じている状態では、なかなか納得できません。
寂しい気持ちをまず理解してあげる。
そして、どうするかは本人に任せる。
または、DJの気持ちをそれとなくスティーブに伝えてあげる。
などなど、変化を受け入れていく過程をサポートしてあげると、よかったのではないかと思います。
この回に登場するスティーブを演じているのは、カーク・キャメロン。
愉快なシーバー家でもおなじみですね。
フルハウスを教育テレビで見ていた当時、確か水曜日は愉快なシーバー家を放送していました。
今思うと、当時の教育テレビの海外ドラマ枠はすごかったなー。
カークはDJ役のキャンディス・キャメロンの実のお兄ちゃん。
この事実を初めて知ったとき、「兄妹で演技し合うとかすごいな。」とプロフェッショナルを感じたものでした。
そんな豪華な兄妹共演にも注目してご覧ください♪
ぶんちん